コロンボ日本人学校

「光り輝く島」スリランカにある日本人学校

.

TEL.+94‐11‐2669620 FAX.+94‐11‐2669621

E‐MAIL. jscol@sltnet.lk


学校行事

校外学習~ジャヤワルダナ資料館見学

今日は、コロンボ市内にある「ジャヤワルダナ資料館」へ校外学習に行きました。

このジャヤワルダナさんという方は、スリランカ(セイロン)第2代大統領という偉大な指導者であるだけでなく、

今スリランカが親日国である根本となる日本とスリランカの友好関係を繋いだ方、

そして、日本人として知っておかなければいけない人物の一人だと言えます。

DSC07799

それは、第二次世界大戦後のサンフランシスコ講和会議に外務大臣として出席し、

仏陀の言葉を引用した「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む」という演説により

日本に対する賠償請求放棄が各国の賛同を得て、日本が国際社会に復帰できる道筋を作ったのです。

 

まず、資料館に着くと、館員の方が日本語で説明してくれました。

ちなみにこの資料館は、ジャヤワルダナ前大統領の生家なのだそうです。

DSC07783 PC226999

子どもたちは興味津々にさまざまなものを見学し、細かにメモを取っていきます。自分から質問する子もいました。

DSC07801

いくつかの部屋を見学した後、別館「日本会館」も見学しました。

まず、入口すぐには本人の胸像と、かの有名なサンフランシスコ講和会議の演説原稿があります。

DSC07805  CIMG5499 CIMG5500

ここは、ジャヤワルダナさんが何度も訪日した時の写真やそれにまつわるものが多数あり、

天皇陛下との写真や、雛人形や掛け軸、鎧兜や日本刀までありました。

PC227012 DSC07807 DSC07808

最後に、日本の本も蔵書されている図書館の中も見せてもらいました。

DSC07819

資料館の皆さんは、とても親切で子どもたちにわかりやすく説明してくれました。

こういったところにスリランカの皆さんが日本に対して友好的なことがよくわかります。

スリランカに住んでいるからこそ、日本とスリランカの友好の強さを実感することができます。

その背景に、偉大な先人の業績があることを学んだジャヤワルダナ資料館見学となりました。

 

 

見学の後は、向かいにあるビクトリアパークでみんなでお弁当&フリータイム!!

ちょっとした遠足気分です♫

DSC07830 DSC07847 DSC07846 DSC07844

いつもの学校とは違って、ケイドロもいつも以上に盛り上がりました。

短い時間でしたが、とても有意義な校外学習となりました。

校外学習~Karadiyanaごみ処理場見学~

今日は、DehiwaraにあるKaradiyana Dump Siteの見学に行きました。

普段何気なく家から出ていく「ごみ」。
そのごみはどこへ行って、どのような処理をされているのでしょうか? 実際に見学して学びました。

 

まず、すぐに目に入ってきたのは、「ごみの山」!!これには子どもたちも驚きの声が自然とあがります。

このごみはいったいどのようにしてできたのでしょうか。

CIMG2137

今回は、ごみ処理会社のチャミラさんと、JOCVの飯野さんが私たちにわかりやすく説明をしてくださいました。

まず、この処理場では周りの環境を汚さないように、池の中に植物を育て、その植物が汚れを吸収してくれるそうです。

こういったことに環境への配慮がされています。

CIMG2136

次に、ごみ収集車の計量器の上にJSC全員が乗りました。

みんなの重さは約1300㎏。

この処理場へ1日で運ばれてくるごみの重さは約600t!!

改めてごみの量の多さに驚かされました。

CIMG2139

さぁ、いよいよ「ごみの山」に入っていきます。

この処理場では、Dehiwara市内のごみが集められ、そのおよそ75%が生ごみだそうです。

その中から、リサイクルができるプラスチック・ペットボトルなどを分別しています。しかし、それ以外はこのように「山」のように積まれていくのです。

CIMG2155 CIMG2147 CIMG2157

 

その中には、スリランカならではのココナッツつぶし機(デング熱を媒介する蚊の繁殖を防ぐため)がありました。

CIMG2145

スリランカに津波の被害があった時に、日本から送られてきたブルドーザーだそうです。

スリランカと日本のかかわりの深さをここでも感じることができます。

CIMG2146

遠くから見ると「ごみ」としかわかりませんが、近くで見ると身近にあるさまざまなものが目に見えてきます。

子どもたちもごみの実態を目の当たりにしました。

 

この処理場では、たくさん出される生ごみのリサイクルへの取り組みを行っています。

その一つが生ごみをコンポスト(肥料)に変える、というものです。

CIMG2162

有機物である生ごみは、バクテリアなどの働きを利用してコンポストを作り出すことができます。

生ごみの山が肥料の山となり、できあがったコンポストは商品として売ることもできます。肥料は新しい植物を育てる力になります。

現在、ここでは大規模なコンポスト作業場を建設中です。

CIMG2151

この処理場では、ごみを減らしたり、再利用したりする取り組みをさまざまなところで行っています。

いろいろな場所に、ごみを減らそうと呼びかける表示があります。

CIMG2129

 

ごみを再利用して、歩道を作っています。

 

最後に、飯野さんからスリランカでのごみ処理の現状についてわかりやすく説明していただきました。

とても大切な考え方が3Rです。

Re-duce(ごみを減らす)  Re-use(もう一度使う) Re-cycle(再利用する)

CIMG2168

そして最後に、飯野さんからこんなメッセージがありました。

「自分たちでできることはなんだろう?」

普段の生活で少しでもごみを減らしたり、おさがりを着たり・・・

一人一人ができることは小さくても、みんなができたら大きなものになるでしょう。

今日の見学では、ごみの処理の仕方だけでなく、

自分自身の生活を振り返り、地球という環境についても考えることができました。

 

第1回交流会

6月19日(木)1学期一番の行事であるアショカカレッジとの交流会が行われました。この交流会は年間を通して2回おこなわれ、今回は日本人学校がホスト校となり、アショカカレッジの生徒さんをお迎えしました。「お・も・て・な・し」の気持ちで、この日までにたくさん準備をしてきた日本人学校の児童生達。アショカカレッジの生徒さんたちが喜んでくれるかな?

CIMG1768CIMG1760OLYMPUS DIGITAL CAMERA

アショカカレッジの生徒さんたちが到着!スリランカの旗をふってお出迎えです。去年の交流会や交流サッカーでもう顔なじみの生徒さんもチラホラ。いよいよ今年の交流会のはじまりです。

CIMG1794OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

開会式では、日本の文化について英語で紹介があります。そして恒例の・・日本人学校教員による演奏も披露しました。校長先生も熱唱です!

ワークショップは今年も4つ。習字うちわ、折り紙、輪投げ、はねつきを20分ずつ体験してもらいます。

<習字>

日本の文化の代表でもある習字。さすがに去年、経験したアショカカレッジの生徒さんは上手でしたが、まだまだ慣れない様子。うしろから手を取って丁寧に教えてあげます。「強」や「花」などの漢字と自分の名前をカタカナで書いてもらいました。

DSC05835 DSC05841CIMG1851

<折り紙>

このワークショップでは、鶴、お相撲さん、兜の3種類の折り紙をつくりました。そして同時に七夕の短冊も書いてもらいます。ひとつずつとても丁寧に作るアショカカレッジの生徒さんが多く、20分では時間が足りませんでしたね。

CIMG1920 CIMG1806 CIMG1811

 

<輪投げ>

昨年、アショカカレッジの生徒さんはとても上手だったので今年はゲームの方法を走ってから投げるなど、少し難しくしてみました。しかし・・・・。足も速く、とても上手なアショカのみんな。最後の方の日本人学校はみんなはぐったりでした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

<はねつき>

大人気のはねつき。日本人学校の生徒達は2,3回続けるのがやっとだったのに、アショカカレッジの生徒さんたちはラリーが長く続きます。はねつきなのに打ち方がクリケットみたいでしたが、とても楽しそうでした。そして、もちろんはねを落としたら黒テープが顔につきます。黒テープをはられて、ちょっと嬉しそう!?

CIMG1964 CIMG1954 CIMG1948 CIMG1862

 

楽しい交流の時間はあっという間に時間は過ぎていき、閉会式の時間です。まずはみんなで笹に短冊を飾りつけました。本物の大きな竹を用務員さんが切ってプラザに設置してくれました。「マラソンが速くなりますように」「絵が上手になりますように」「テストの点がよくなりますように」それぞれに想いをこめて飾ります。みんなの願いが叶いますように。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

そして最後に歌の交換です。アショカカレッジのみんなからは「たいせつなともだち」を日本語で歌ってもらいました。この曲は日本人学校のこどもたちもよく知っている歌なので、日本語で上手に歌うアショカカレッジのみんなにびっくりしながら、聞いていました。

CIMG2064

日本人学校からは2曲のプレゼントです。1曲目は日本でも大人気のアナと雪の女王の主題歌「ありのままで」。そして2曲目は「ニルアハスタレ」というスリランカの歌をシンハラ語で歌いました。スリランカの満月、星、花などの美しさを歌った曲です。この曲はスリランカではとても有名で、日本人学校とアショカカレッジの児童生徒がもう一度最後に一緒に「ニルアハスタレ」を歌って、第1回目の交流会は和やかな雰囲気の中、終了しました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERACIMG1833

 

帰りのアショカカレッジのみんなの笑顔が印象的でしたね。たくさん準備や練習をした甲斐がありました。去年の交流会で「シンハラ語をたくさん使いたかった。」という反省がでたのですが、今年はほとんどの日本人学校の児童生徒がシンハラ語を使ってコミュニケーションをとり、そして一緒に歌を歌うことも出来ました。10月には2回目の交流会が今度はアショカカレッジで行われます。その時を楽しみに、またシンハラ語やスリランカ生活を楽しんでいきましょう!

OLYMPUS DIGITAL CAMERADSC02054

 

 

 

平成26年度 入学式

今日はまちにまった新学期スタートの日!

平成26年度は小学校に2名、中学校に1名が入学しました。

みんなとても立派な態度で式に臨めていましたね。

そして進級してお兄さん、お姉さんになったみんなの誇らしげな表情がとても印象的な

スタートの日となりました。

これからコロンボ日本人学校で、たくさんの思い出をつくっていきましょう。

 

来賓の方々と記念写真


来賓の方々と記念写真

DSC_7945

DSC_7957

DSC_7968

 

 

 

 

卒業式

3月15日(土)、日ごとに暑さを増していくコロンボですが輝く太陽の日差しのもと、平成25年度の卒業式が行われました。今年度の卒業生は6年生の2名です。

DSC_7183 IMG_3050IMG_3060 IMG_3063

卒業生の希望に満ち溢れる立派な態度、在校生からの心のこもったメッセージ、全校児童生徒による合唱「旅立ちの日に」・・・ひとつひとつにみんなの成長を感じるとともに、感動的な素晴らしい卒業式となりました。

そして、卒業式の後はこの3月で日本に帰国される先生方、友達とのお別れ式・離任式がありました。お別れ式では、それぞれの学年から帰国する友達に劇やリコーダーアンサンブル、歌などが送られます。笑いあり、涙ありと、どの学年も友だちとの最後の思い出にふさわしい心温まる出し物でしたね。

DSC_7255 DSC_7256DSC_7259DSC_7272    DSC_7278DSC_7289DSC_7313DSC_7329

そして離任式。お別れの歌「あなたにありがとう」の間奏に離任される先生方には内緒で「メッセージ」を用意していた子どもたち。本番ではしっかり先生方に気持ちが伝わり、涙をぬぐう先生の姿も!今まで本当にお世話になりました。

DSC_7349  DSC_7344DSC_7373

平成25年度も充実した1年間となりました。コロンボ日本人学校を支えてくださったすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました!