今年度4回目のIA(International Activity)は、戸田教諭の「音楽で世界とつながろう」です。今日のテーマは「声の出し方のちがい」です。
授業はソーラン節から、始まりました。先生の「どこの国の歌でしょう?」という問いかけに、子どもたちは「日本!」と元気に答えていました。
「ソーラン節を裏声で歌うと変ですね。魚をとる網を引くかけ声だから地声で歌います。」
先生の歌声で確かめた後に、先生の示すカードに従い、ソーラン節に相の手を入れます。「はい、はい」「はー、どっこいしょ。どっこいしょ」タイミングを見計らって、楽しそうに相の手を入れていきます。
次は、西洋の歌い方です。オルゴールの音を大きくする方法を考えました。なんと堅い所に置くと響いて音が大きくなります。では、人間の体では・・・?
頭蓋骨のアーサー君の登場です。
頭の骨に響かせると声が響くことを知り、子どもたちの視線はアーサー君に釘付けです。
声が響いているか試す方法は、紙を口の前に当ててビリビリ鳴っているかどうかということを教えてもらい、みんなで試してみます。
ビリビリ鳴ったらうれしそうです。
その歌い方で、いつも歌っている「君をのせて」を歌いましょう。どうでしょうか?
声の響きがいつもと全然違います。音楽室に、子どもたちのきれいな歌声が響き渡っています。
最後は、もう一つ、全然違う発声方法。モンゴルのホーミーです。地声と裏声が同時に聞こえてきます。不思議な声です。でも、子どもたちには、ちょっと難しそうです。
今回の授業で、「世界に歌がない国はないこと」「その国の声で歌うとよいこと」を学びました。
授業が終わった後も、アーサー君は大人気でした。
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