コロンボ日本人学校

「光り輝く島」スリランカにある日本人学校

.

TEL.+94‐11‐2669620 FAX.+94‐11‐2669621

E‐MAIL. jscol@sltnet.lk


学校経営方針

2019年度 コロンボ日本人学校経営方針

Ⅰ 学校経営を進めるにあたって

 現行学習指導要領では、飛躍的に重要性を増す「知識基盤社会」の時代に対応する力として「生きる力」の育成が強く求められているが、この一年間を振り返り、学校評価などで明らかとなった課題を踏まえ、さらには小学校令和2(2020)年度、中学校令和3(2021)年度完全実施となる新学習指導要領が目指す「『社会に開かれた教育課程』の実現」を見据えて、子供たちに「生きる力」の三要素である「知・徳・体」をバランスよく育み、将来社会で生き抜いていくための力を身につけさせることを目指していきたい。

【生きる力の三要素】
○知(確かな学力)
・基礎的・基本的な知識・技能《主体的・対話的で深い学びを
するための前提》
【生きて働く「知識・技能」の習得】
・知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等
【未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」の育成】
・学習意欲
【学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性}の涵養】
○徳(豊かな心)
・自分への信頼の欠如、将来への不安を払拭させる自尊感情、自己有用感
・他者を思いやる心
・社会生活を送る上で人間としてもつべき最低限必要な規範意識
○体(健やかな体)
・健康的で望ましい生活習慣の確立
・運動を通じた体力の向上
・望ましい食習慣の確立
・非常時に対応できる危機回避能力

 上記を「生きる力」を育てるために必要な要素と捉え、これらの力を育てていくことで義務教育のねらいである「社会において主体的に生きる基礎」と「国家及び社会の形成者として必要とされる基礎的な資質」を子供たちに身につけさせることができると考える。
さらに、子供たちが世界で活躍するための準備機関(期間)の役割を果たすことが在外教育施設の使命であることを、まずは我々教師がしっかりと認識し、常日頃から教えるプロである教師としてたゆまぬ研鑽に努めなければならない。さらに、「子供たちは親や教師の「言うとおり」にはならない、『するとおり』になる」ことを念頭におき、子供たちのよき手本となるよう、基本的生活習慣の三要素である「場を清め、時を守り、礼を正す」を率先垂範し、教師力さらには学校力をより強くし、学び舎の環境をベストな状態にして子供一人ひとりの力を伸ばしていきたい。
また、学校の様子を積極的に家庭や外部に発信し、学校・家庭・学校運営委員会がそれぞれの役割を果たし、三者が協力し合い、子供たちを育てていく協育を推進し、激しく変化する世界で「生き抜く力」、「グローバルな感覚」をもった人財(世界で役に立つ人材)になる子供たちに育てていきたい。
以上のことを経営の基底とし、学校経営を推進していく。

Ⅱ 本年度の重点課題及び具体的目標を達成させるために

 1 本年度のスローガン

   『将来、世界の人財になるための基礎づくりの学び舎に』

 2 生徒・教師が意識すること

【子供たちは】
〇誰にでも明るく、元気に、自分から挨拶できる子供
〇周りをよく見て、感じて、自分で考え、判断して行動できる子供
〇文武両道を実践できる子供
【教師は】
〇何事にも率先垂範できる教師集団
※「今の子供たちだけでなく、将来大人になった時の子供たちのために」
※「明るく、協力し合う職場環境づくり」がキーワード
を目指す

   『自主的に行動する子供』から『主体的に行動する子供』へ

※自主性と主体性の違い
自主性:「やるべきこと」が明確になっていて、その行動を人に言われる前に     
率先して自らやること。自分の頭で物事を考えない。責任を負わない。
主体性:何をやるかは決まっていない状況でも自分で考えて、判断し行動する     こと。自分の頭で考える。責任を負
う。

Ⅲ 本年度の具体的重点及び目標

 1 コロンボ日本人学校のミッション
 ※文科省「在外教育施設グローバル人材育成強化戦略」を踏まえて 

 (1)教育の機会均等の精神に則り、日本の学習指導要領に基づく質の高い教育を提供する。
 (2)日本の文化や習慣を基盤に教育を行うとともに、グローバル人材育成のために現地理解教育を積極的に進める。併せて、外国に暮らす利点を生かし、英語教育をはじめ、豊かな国際性を培う。
 (3)小学部高学年や中学部生徒の進路は、日本国内、インターナショナルスクール、その他の国々の学校など多様化しており、それに対応した進路指導を行う。
 (4)長期滞在者や日系人の児童生徒が増加する中で、必ずしも日本への帰国を前提としない児童生徒に対する日本語教育の支援や学習支援の提供を行う。

 2 コロンボ日本人学校のビジョン

(1)めざす生徒像
「自ら考え、心身ともにたくましく、国際社会で活躍できる児童生徒の育成」
   自ら考える子・・・主体的に考え、意欲的に学習する子供
   心身ともにたくましい子・・優しさと思いやりをもち、進んで体力づくりに励む   子供
   国際社会で活躍できる子・・豊かな国際感覚を養い、自国・異文化理解に努める   子供 

(2)めざす教師像
  ①子供に対する深い愛情をもち、子供の心をよく分かろうとする温かみのある教師
  ②幅広い教養と教科の専門的な知識・技能をもち、わかる授業をするために常に向上しようとする教師
  ③個性と創造力を発揮し、他の教職員と連携・協力しながら、学校組織の一員としての教育活動にあたることのできる教師
  ④豊かな人間性と使命感をもち、保護者、職員、地域の方々と協力して、よりよい学校や地域社会を築こうとする教師 

(3)めざす学校像
  ①教職員相互の理解と信頼を確立し、相互に啓発しあい、すべての教育活動を通して教育目標の達成を目指す。
  ②日本人学校としての特性を生かし、広い視野と国際感覚を身につけた日本人を育成するために、指導方法の工夫・改善を図り、児童生徒の個性の伸長と学力の向上に努める。
  ③PTA・日本人会・その他地域と密接に連携し、少人数を生かして児童生徒の自ら学ぶ意欲と態度を育成に努める。

Ⅳ ビジョン達成のための指導の重点

1 学力の向上
 ○基礎基本の定着のための施策
  ・少人数を生かした個別支援による基礎基本の定着
  ・国語、算数の補充授業の実施による基礎学力の定着
 ○国語力の向上( 読む、聞く、話す、書くの各要素)
  ・全校朝読書、国語の中での作文指導の充実
  ・日本語補充学習を実施による日本語の言語活動の向上
2 心の教育・生徒指導の充実
 ○社会体験活動の充実による社会性とコミュニケーション力の向上
  ・外部講師の活用や社会見学等、外部との交流の推進
  ・日常的なあいさつなどの継続的な指導
 ○少人数のよさを生かした人間関係づくり
  ・各種集会や行事で児童生徒が主体的に活動できる場づくり(運動会、学習発表会等)
  ・発達段階に応じたきめ細かい個別指導(教育相談)
3 体育・健康、安全教育の充実
 ○全校で継続した体力づくり
  ・朝マラソンやなわとび検定、サッカークラブ等における運動能力の向上
  ・全校通年水泳授業の実施と保健・体育指導の充実
 ○健康、安全教育
  ・自分の健康を自分で保てるようになる学級活動(指導)等での指導
  ・不審者対応避難訓練の継続実施やバスの安全利用のための指導
4 国際理解教育
 ○英語力の向上
  ・全学年週3回の英会話授業(EC)と発表会の実施
  ・CTE(コロンボイングリッシュタイム)による英語力の向上と実用英語検定の実施
 ○現地校交流や国際理解教育の充実
  ・年間を通したIA(インターナショナルアクティビイティ)公開授業の実施
  ・総合的な学習の時間を使ったスリランカ理解学習と発表会の実施
5 信頼される学校づくり
 ○学校運営
  ・校長を核とし、教頭、教務主任、各担当の組織的な役割分担と指導性を確立する。
  ・グループウェアと職員間の炉辺談話を生かし、情報交換と会議の充実を図る。
 ○危機管理の徹底
  ・定期的な避難訓練の実施とそれに応じた安全対策マニュアル等の見直しと改善
  ・常に児童生徒一人一人の動向に注意を配り、学校事故を起こさないように努める。
 ○教職員の言動
  ・児童生徒の人格を尊重し、言葉使いや行動が児童生徒の模範となるよう心がける。
  ・グローバル人材育成の観点から差別・偏見や誤解につながる表現に留意する。
6 保護者、日本人会、関係機関等との連携
 ○教育活動の紹介、報告
  ・学校だより、学級だよりの定期発行およびインターネット(HP)の活用による広報の充実
  ・保護者懇談会の工夫による学級担任と保護者の連携強化
 ○連携した教育活動の推進
  ・運動会の日本人会との共催、外部の専門家の講師依頼
  ・学習発表会等の日本人会、関係機関、交流学校への案内

Ⅴ 特色ある教育課程

1 英会話 小1~小4、小5~中3 週3時間 スリランカ人講師が指導
2 水泳授業 毎週2校時年間を通して実施 全校児童生徒が3コースに別れて行う。スリランカ人講師と担当教師が指導を行う。
3 IA(インターナショナル・アクティビィティ)
 国際理解にかかわる授業を、年間10回程度学校職員が中心となって行う。
4 総合的な学習の時間
 現地講師によるキャンディアンダンスの実施
 現地訪問によるスリランカ理解学習と発表会の実施

Ⅵ 2019年度の重点施策

1 新学習指導要領への移行措置の着実な実施と基礎学力の定着
2 児童生徒の情報共有のための職員間の報告、連絡、相談などの連携強化
3 英語力の向上にむけた実践と指導計画の整備
4 児童生徒数減少に伴う、経費削減対策の推進

 

 

 

ブログ一覧

2019年11月15日
久しぶりの朝マラソン
2019年11月14日
Grow Up Time キャロムで遊ぼう!
2019年11月14日
JSCフェスティバルオリエンテーション&全校音楽
2019年11月8日
Grow Up Time 和太鼓の合奏
2019年11月8日
IA授業 下座音楽を使って劇を作ろう!