ついに始まりました! 2013年度のIAの時間。
この時間をとても楽しみにしていた子どもたちも多いようです。
身近な問題から世界にまで目を向け、子どもたちの知識や考えを深める時間として始まったIAは、
すでにコロンボ日本人学校の大きな特色となっています。
この時間に扱う内容は、現地理解や環境教育、平和と戦争、文化と宗教、音楽からスポーツと、多岐にわたっています。
さて、そんな2013年度最初のIAは、越村教諭が担当。
テーマ「目を向けよう ~日本がわかる・世界がわかる」
まず最初に、「どこの国でしょう?」クイズ。
最近話題になった国をピックアップし、写真からどこの国かを考えました。
いろんな国の名前が出てきました。みんな、自分の知っている国をたくさん挙げていました。
「日本で最近起こったニュースは?」と聞かれると、
「富士山の世界遺産登録」「淡路島の地震」などを挙げる子もいましたが、
やはり海外に住んでいることもあり、あまり浮かんでこない様子の子もたくさんいました。
今日のテーマは「世界遺産」です。
世界遺産には「自然遺産」「文化遺産」「複合遺産」があることを確認しました。
世界遺産の数第1位の国は、イタリアです。これを聞いた子どもたちからは、驚きの声も!
ちなみに、日本の世界遺産は、やはり中学生の方がたくさん知っていました。
「日光東照宮」「厳島神社」「小笠原諸島」「白川郷」「首里城」「原爆ドーム」などが、子どもたちから出てきました。
では、スリランカの世界遺産はどのくらい知っているのでしょうか。
昨年度から在籍している子どもは、何度かIAでも勉強していますが、スリランカには現在、8つの世界遺産があります。
国の面積が北海道の約0.8倍という比較的小さな国ですから、子どもたちもすでに行ったことがあるという世界遺産もあります。
グループ作業の様子です。縦割りグループで、話し合いながら写真と世界遺産の名前をマッチさせていきます。
答え合わせをしてみると、かなりの正答率でした!
やはり、みんなスリランカのことをだいぶ知っている様子ですね。
自分たちの住むスリランカと、生まれ故郷の日本。
ここに住むすべての人にとって、そして日本人学校の子どもたちにとっても、どちらもかけがえのない、大切な存在です。
「世界遺産」という共通のくくりで、その素晴らしさや意義を学んだ子どもたち。
「世界遺産とは、人類共通のかけがえのない宝物です。私たちはこれを守り、未来へ伝えなければなりません。」(ユネスコ)
次代を担うみんな、これからも、
「身近なこと、世界のこと」に目を向けましょう!
今年度も、今日からスタートした「IA」の授業を通して、さまざまなテーマを扱います。
先生も生徒も、みんなで一緒に考えていきましょう!
そうすれば、日本が分かる 世界が分かる!
以上、第1回IAレポートでした☆