コロンボ日本人学校

「光り輝く島」スリランカにある日本人学校

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03月

卒業式

3月15日(土)、日ごとに暑さを増していくコロンボですが輝く太陽の日差しのもと、平成25年度の卒業式が行われました。今年度の卒業生は6年生の2名です。

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卒業生の希望に満ち溢れる立派な態度、在校生からの心のこもったメッセージ、全校児童生徒による合唱「旅立ちの日に」・・・ひとつひとつにみんなの成長を感じるとともに、感動的な素晴らしい卒業式となりました。

そして、卒業式の後はこの3月で日本に帰国される先生方、友達とのお別れ式・離任式がありました。お別れ式では、それぞれの学年から帰国する友達に劇やリコーダーアンサンブル、歌などが送られます。笑いあり、涙ありと、どの学年も友だちとの最後の思い出にふさわしい心温まる出し物でしたね。

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そして離任式。お別れの歌「あなたにありがとう」の間奏に離任される先生方には内緒で「メッセージ」を用意していた子どもたち。本番ではしっかり先生方に気持ちが伝わり、涙をぬぐう先生の姿も!今まで本当にお世話になりました。

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平成25年度も充実した1年間となりました。コロンボ日本人学校を支えてくださったすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

第3回 水泳記録会

今年度最後の水泳記録会が開かれました。

水泳記録会の度に、子どもたちの泳力の伸びを感じますが、今回もまた子どもたちの成長が見られた大会となりました。

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一年前の4月には、小プールで伏し浮きの練習をしていた子どもが、今日は50mの種目を泳ぎました。

一年生も25mを堂々と泳ぎ切りました。

これまで泳げなかった泳法の種目にチャレンジした子どももいました。

プログラムの後半のリレー種目に出場した子どもたちは、前回よりもさらに力強い泳ぎを披露していました。

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コロンボ日本人学校では、一年を通して温暖なスリランカの気候を生かして、毎週金曜日に水泳に取り組んでいます。

水泳検定カードをもとに、自分の目標をもち、自分の成長を実感しながら、水泳の時間を楽しんできました。

一年の成果を出し切り、大会終了後の子どもたちの表情は充実感でいっぱいでした。

IAの時間(越村教諭)

本年度最後のIAの時間は、越村教諭の「Let’s think Japan」です。

今回は、スリランカと日本のつながりから、これからの日本について考えまました。

 

まずは「スリランカと日本の関係!?クイズ」です。

クイズに挑戦するなかで、スリランカと日本がどんなことでつながっているかがわかってきました。

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「午後の紅茶」に使われるスリランカ産の茶葉。

鉛筆の芯の材料となるスリランカ産の黒鉛。

日本に寄贈されたゾウ。

スリランカに訪問した日本の歴史上の人物。

日本で放送されているテレビ番組やCM。

などなど、スリランカと日本には意外なつながりがたくさんあり、強い結びつきがあることに気づきました。

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そしてクイズの最終問題は、「戦争で日本はスリランカを攻撃したことがある。○か×か」。

「自分の国を攻撃されたら、どう思いますか?」という問いかけに、

「悲しい」、「悔しい」、「反撃したくなる」と答える子どもたち。

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しかし、正解は…

○なのです。

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動画と越村教諭の説明で、日本の敗戦後のサンフランシスコ講和会議で相手の国々から多くの賠償を求められ、日本の分割統治案もあったこと、

スリランカのジャヤワルダナ氏(元スリランカ大統領、当時大蔵大臣)が「憎しみは憎しみによってではなく、愛によってのみ終わる」という演説をし、日本への損害賠償請求権を放棄することを表明し、

各国に影響を与えたことを知りました。

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「今の日本の姿があるのは、スリランカのお陰と言えます。」という越村教諭の言葉に子どもたちは納得している様子でした。

コロンボにある「ジャヤワルダナセンター」には、ジャヤワルダナ氏が日本と深くつながり、ジャヤワルダナ氏が日本のことを大切にしていたことがうかがえる資料がたくさんありました。

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「これから日本をどんな国にしていきたいですか?」という問いかけに、

「スリランカのように憎しみで返さないようにしたい」、「平和な国にしたい」、「もっとスリランカと仲良くして、スリランカのことを知っていくべき」などの意見が出ました。

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教科書にも載っていないこのジャヤワルダナ氏のことは、これまでの日本ではあまり知られていません。

1月に来校してくださったにしゃんたさんが動画の中で、「(ジャヤワルダナ氏の演説のことを)スリランカの人はみんな知っている、だから日本の人も知っていって、両想いになってほしい」とおっしゃられていました。

 

これから日本とスリランカがより深いつながりを持ち、友好関係を築いていくためにも、スリランカで生活をしている私たちからもっとこの国のことを理解していく必要があることに気づかされた一時間でした。