コロンボ日本人学校

「光り輝く島」スリランカにある日本人学校

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02月

第4回なわとび検定週間

今週は、第4回なわとび検定週間でした。 今年度最後の検定週間ということで、子どもたちは、 一つでも合格印がもらえるようにと 中休み・昼休みは、なわとび練習をがんばってきました。

休み時間での短い時間での練習ですが、 失敗しても何度も何度もチャレンジして 技ができるようになった子どもが多くいました。

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また、上級者が技の跳び方のコツを 教えるなど、みんなで協力してがんばりました。

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練習をして、自信がついたら 先生や友だちに検定してもらいます。

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4月当初に比べると 継続して運動していくことで みんないろいろな技ができるように なってきました。

合格印をもらった児童生徒がたくさんいました。

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さらにいろいろな技や 一つでも上の級を目指して がんばっていきましょう。

なわとびチャンピオンを目指して ファイト!!

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体育委員もお疲れ様でした。

IAの授業 ~スポーツを通して広がる輪~

今日のIAは藤井教諭の「スポーツを通して広がる輪」。そう!みんなが待ちかねていたアショカカレッジとの交流サッカーです。朝から教室での話題はサッカーのことばかり。本当に楽しみにしていた児童生徒たち。

しかし・・・。5時間目ごろから雷が・・・。そして激しい雨も降りだしました。ここの所ずっと雨が降らず暑い暑いコロンボでしたが、どうして?今日にかぎって雨なの?授業中ですが、先生も生徒も一緒に祈ります。「雨があがりますように!」

みんなの願いは通じました。試合開始時刻にはすっかり雨も上がり、グランドの水溜りもなくなっていました。交通渋滞に巻き込まれたアショカカレッジの生徒さんをランニングでアップしながら待ちます。今日の予定は4試合。あいだに1、2年生によるエキシビジョンマッチも予定されています。

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アショカカレッジの生徒さんが無事到着して、さあ、いよいよキックオフ!

言葉はなかなか通じないけれど、一緒に体を動かすことで心は通じるということを、前回までのIAで学んでいる子どもたち。今日も試合の前と後には必ず握手をしてお互いを励ましあいます。そして試合は、本気でぶつかりあい、第一試合から第三試合まで、両者譲らず白熱したゲーム展開となりました。応援の声もいつも以上に大きかったですね。

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最終試合の前に1,2年生によるエキシビジョンマッチが行われました。自分より大きいアショカカレッジの生徒さんに1,2年生が一生懸命くらいついていきます。

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このエキシビジョンマッチでは、転んでしまった日本人学校の1年生をアショカカレッジの生徒さんが起こしてくれる場面がありました。そんな小さな優しさが日本人学校の子どもたちの心にも響いていきます。

ここまで同点で迎えた最終試合は、日本人学校男子チームでの出場です。というのも、アショカカレッジは男子校なので、ここは日本人学校も男子チームを結成だ!というわけです。さあ試合はどうなる?

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結果は1-0でアショカカレッジに惜敗。しかし、お互いよいプレイが続出の中身の濃い試合となりました。日本人学校の子どもたちもいつも以上にお互いに声をかけあい、学年を超えたチームワークの良さが発揮されていました。

試合後、子どもたちからは「試合で負けたのは悔しかったけれど、それ以上に一緒にサッカーができたことが楽しかった。」という感想がだされました。

そして藤井教諭からは勝った負けたの悔しさはスポーツにはつきものですが、言葉の壁を越えたスポーツ交流の良さを感じてほしいというお話がありました。言葉は国際交流にはかかせないものではあるけれども、それに代わるものもたくさんある!という大切なことを学んだIA交流サッカーの授業でした。

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第2回太鼓教室

今日は、日本太鼓協会の公認指導員、幸路さんにお越しいただき、今年度第2回の太鼓教室が開催されました。

昨年7月に日本太鼓協会から太鼓を寄贈していただいて以来、コロンボ日本人学校ではその太鼓がたくさんの場所で活躍してきました。

今回の太鼓教室では、どんな新しいことを教えてくださるのか、みんな楽しみにしていました。

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太鼓は、誰でも音は出せるけれども、大変奥の深い楽器です。

どこを叩けばよく響く音が出るのかという理論、そしてそのコツを会得するための練習法を紹介していただきました。

まず、太鼓の上に軽いプラスチック(中が空洞)のボールを置きます。音は「振動」なので、ばちを振り下ろした時の衝撃で、ボールは真上に飛び上がります。

このときボールが高く跳ね上がれば上がるほど、ボールに強い振動を与えることができていることになります。

幸路さんに見本を見せていただくと、4~5mは飛び上がったでしょうか。プラザのかなり高いところまではねたボールを見て、子どもたちからはどよめきが・・・

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コツは、真ん中から5cmぐらいずれたところを叩くこと、そして、まっすぐ振り下ろす腕に力を入れないこと。

しかし、「言うは易し、行うは難し」です。いざやってみると、思ったようにボールは上がりません。

それでも何度もやっているうちにコツをつかむ子も見られました。うまく力が抜けて最も音がよく出るポイントを叩いたときは、小さな女の子でもボールがふわっと大きく浮き上がりました。

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これはお見事!見上げるほど高くまで上がりました!

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次に教わったのは、左右両手が上手に使えるようになるための練習方法です。

すし すし こ こ い 

なんともユニークなフレーズですね。カタカナの部分だけを強くたたくのですが、左右の腕で交互にたたくことにより、利き手とは逆の手でもうまくアクセントの利いたリズムを刻めるようになります。これが自由自在にできれば、かっこいいソロパートもできるそうですが・・・

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見た目以上の難しさに苦戦する子どもたちでした。強く打つ拍で必ず利き手の方が出てしまう子どもたちがほとんどです。

もっと太鼓が上手に打てるようになる秘訣は、このあたりにあるようです。

講習の最後には、先日JSCフェスティバルで行った演目を再度幸路さんの前で披露し、アドバイスをいただきました。

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わずか半年前までは太鼓とほとんど無縁だった子どもたちも、幸路さん直々のご指導による2度の太鼓教室やJSCフェスティバル前の集中的な練習で、ずいぶん上達してきました。

これから先、子どもたちがさらに上達してゆくのが楽しみです。

幸路さん、ありがとうございました。

 

IAの時間 音楽で世界とつながろう ~日本の音楽~

今日のIAは、戸田教諭による今年度最後のIA。テーマは、「日本の音楽」です。

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これまで、世界にはいろんな声の出し方があることや、言葉を使わなくても音楽だけで気持ちを伝えることができることを学んできた子どもたち。

今日は、私たちの国、日本の音楽の秘密を探ります。

まずは戸田教諭からクイズ! 「今から聞かせる5つの音楽のうち、日本の音楽はどれでしょう?」

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「日本の音楽くらいはすぐに分かる」と思っていた子どもたち。

しかし、第4問あたりから、「おや?」「これはどうだろう・・・?」と悩む姿も。

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すべての音楽を聞き終えた後、答えを確認してみると・・・

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ハワイの「アロハ・オエ」、スペインの「フラメンコ」、「津軽じょんがら節」、韓国の「アリラン」、インドのシタールを使った楽曲という5曲でした。

3曲目が日本の音楽だとどうして分かったかを問うと、「日本の楽器の音がした」と、三味線や筝、尺八などの日本の伝統楽器の音に反応している子がたくさんいました。

 

しかしここで、日本らしい響きの音楽には、もう一つ秘密があることが告げられます。それは・・・

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本当でしょうか?

実際に子どもたちに音を奏でてもらって確認します。

「あんたがたどこさ」「ホタルこい」「七つの子」を奏でてみましたが、確かに「ミ・ソ・ラ・シ・レ」の音階以外は一切使ってありませんでした。日本的な響きって、こんな秘密があったのですね。

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それでは、コロンボ日本人学校の校歌を日本風にするとどうなるのでしょう。

いくつかのルールに従って、「ミソラシレ」の音階だけを使い、子どもたちに作曲させてみます。

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さて、だんだん形が見えてきました・・・

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これが、コロンボ日本人学校「日本風バージョン」です!

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このメロディーラインに、先生が即興でコードをつけて弾くと・・・どことなく短調の響きが印象的なメロディーです。

そして、それは紛れもない「日本」を想起させる響きでもありました。不思議ですね。

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みんなでこの「『日本風』コロンボ日本人学校校歌」を歌ってみることに!

5つの音階だけからなるので意外に覚えやすく、そしてなぜか懐かしさを感じさせる心地よい校歌でした。

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最後に戸田教諭が「さくら」を流します。独特の響きを持つ日本の音楽が、世界ではどのように賞賛されているのかを紹介されました。

日本の音楽は、世界に誇れる素晴らしい魅力にあふれています。そんな日本の音楽の秘密を知ることができる有意義な時間でした。

JSCフェスティバル!

2月9日(日)いよいよJSCフェスティバル本番。会場にはたくさんのお客さんが足を運んでくださいました。児童生徒たちはこの日のために積み重ねてきた全ての力を出し切りました!

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<和太鼓>

わざわざ日本から日本太鼓協会の方も聴きに来てくださいました。元気のいい演奏に会場の少し緊張した雰囲気もほぐれていきます。学年が上がるごとに、音に迫力が増し、動きや技も複雑になっていました。

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<「1・2・3年生劇 動物マラソン ~選ばれなかった動物たち」>

干支に選ばれなかった動物たちが、コロンボ国際動物マラソンで、もう一度干支に選ばれるチャンスが巡ってきます。果たして今度はどの動物が選ばれるのか?それぞれの動物になりきって、大きな声でセリフも動作もしっかり堂々と演じることができていました。劇が大成功に終わって、笑顔の1・2・3年生。

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<EC Presentation>

コロンボ日本人学校ではECの時間にオールイングリッシュでの授業を行っています。今学期、色や体の部分などに関する広い語彙を学んだ低中学年によるスキットと、高学年と中学部によるディベートを発表しました。この1年間、マドューリ先生とクレイヴ先生にご指導いただきみんなの英語がさらに上達したことがわかる内容でした。

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お互いの学校を訪問しあう交流会や、交流サッカーでいつもお世話になっているアショカカレッジの生徒さんたちは、日本舞踊を披露してくれました。着物を着て扇子を使っての踊りです。一生懸命練習してきてくれたことが伝わります。「翼をください」にのせたかわいいダンスも披露してくれました。

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<キャンディアンダンス>

1年間、ブディ先生の指導の下、練習してきました。ベーシックポジションを意識しながら、踊ります。今年から新しい衣装も加わりました。下学年のかわいらしさ、上学年の華麗さ、見ごたえのある発表でした。

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<4・5年生劇 「七色たまごのオムライス」>

世界のどこかにいるという七色のにわとりのたまごで作ったオムライスはどんな味がするのでしょう?わがままな王子様が、七色のにわとりを探していくうちに大切なことに気づいていくという、超大作。総勢13名、大道具、小道具の数も一番多かった4・5年生ですが、それぞれがユニークなキャラクターをのびのびと演じ切っていました。

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<6年・中学部劇「It’s a small world」>

今年はメンバーの個性をいかした心あたたまるコメディータッチの劇に挑戦しました。いつも仲良くチームワーク抜群の中学部に6年生を加えた劇は、演技力と絶妙な間で観客のみなさんから笑顔をたくさんいただきました。

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<全校合奏・合唱>

全校合奏パイレーツオブカリビアンは、速いメロディーをみんなでそろえるところに苦労しました。シンバルやドラムも加えて迫力ある海賊たちの戦いを表現しました。そして最後は全校合唱「Across The Road」。今日33人で創り上げたこの瞬間を忘れない、そんな想いをこめて歌いました。たくさんの演目に出演しつづけてきた子どもたちはこの最後の全校合唱の時には、本当はもうヘトヘトです。でもそんな様子は少しも見せずに、高らかに歌い上げました。

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学習発表会としてのJSCフェスティバル。児童生徒たちは、この1年間、本当にたくさんのことを学びました。子どもたちのこれからの成長がますます楽しみになるフェスティバルでした。ご来場いただきました方々、保護者の皆様、本当にありがとうございました。