今日のIAは藤井教諭の「スポーツを通して広がる輪」。そう!みんなが待ちかねていたアショカカレッジとの交流サッカーです。朝から教室での話題はサッカーのことばかり。本当に楽しみにしていた児童生徒たち。
しかし・・・。5時間目ごろから雷が・・・。そして激しい雨も降りだしました。ここの所ずっと雨が降らず暑い暑いコロンボでしたが、どうして?今日にかぎって雨なの?授業中ですが、先生も生徒も一緒に祈ります。「雨があがりますように!」
みんなの願いは通じました。試合開始時刻にはすっかり雨も上がり、グランドの水溜りもなくなっていました。交通渋滞に巻き込まれたアショカカレッジの生徒さんをランニングでアップしながら待ちます。今日の予定は4試合。あいだに1、2年生によるエキシビジョンマッチも予定されています。
アショカカレッジの生徒さんが無事到着して、さあ、いよいよキックオフ!
言葉はなかなか通じないけれど、一緒に体を動かすことで心は通じるということを、前回までのIAで学んでいる子どもたち。今日も試合の前と後には必ず握手をしてお互いを励ましあいます。そして試合は、本気でぶつかりあい、第一試合から第三試合まで、両者譲らず白熱したゲーム展開となりました。応援の声もいつも以上に大きかったですね。
最終試合の前に1,2年生によるエキシビジョンマッチが行われました。自分より大きいアショカカレッジの生徒さんに1,2年生が一生懸命くらいついていきます。
このエキシビジョンマッチでは、転んでしまった日本人学校の1年生をアショカカレッジの生徒さんが起こしてくれる場面がありました。そんな小さな優しさが日本人学校の子どもたちの心にも響いていきます。
ここまで同点で迎えた最終試合は、日本人学校男子チームでの出場です。というのも、アショカカレッジは男子校なので、ここは日本人学校も男子チームを結成だ!というわけです。さあ試合はどうなる?
結果は1-0でアショカカレッジに惜敗。しかし、お互いよいプレイが続出の中身の濃い試合となりました。日本人学校の子どもたちもいつも以上にお互いに声をかけあい、学年を超えたチームワークの良さが発揮されていました。
試合後、子どもたちからは「試合で負けたのは悔しかったけれど、それ以上に一緒にサッカーができたことが楽しかった。」という感想がだされました。
そして藤井教諭からは勝った負けたの悔しさはスポーツにはつきものですが、言葉の壁を越えたスポーツ交流の良さを感じてほしいというお話がありました。言葉は国際交流にはかかせないものではあるけれども、それに代わるものもたくさんある!という大切なことを学んだIA交流サッカーの授業でした。
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