コロンボ日本人学校

「光り輝く島」スリランカにある日本人学校

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学校行事

第48回 大運動会

10月18日(日)に、第48回 日本人会・日本人学校共催 大運動会がスガタダーサスタジアム200mトラックにて実施されました。

子どもたちはこの日のためにたくさん練習してきました。その努力の様子を太陽が見てくれていたのか、当日は晴天に恵まれました。

生徒会長を先頭に昨年優勝した白組、今年こそは優勝をねらう赤組の順に「入場行進」です。

今年の児童生徒数は15人と昨年に比べ少なくなりましたが、みんな胸をはって堂々の行進です。

開会式では団長による「選手宣誓」が行われました。

「団結! 仲間と力を心を一つに最後まで」のスローガンを胸に力を出し切ることを誓いました。

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赤組・白組による、「応援合戦」です。

今年は一人ひとりメンバーを紹介したり、オリジナルのダンスを披露したりと、工夫を凝らした内容で会場も盛り上がりました。

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1つめの得点種目は「ハリケーン&ジャンピング」です。

ポイントはコーンの回り方と足の下の通し方。

組ごとに特訓してきた成果が試されます。

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2つめの得点種目、「徒競走」。

小学1~3年生は50m、4年生~中学部は70mを走りました。タータンの走り心地はどうだったでしょうか?

ゴールまで全力で駆け抜けました。

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今年は新しく「障害物競走」の種目が加わりました。

ミニハードル、跳び箱、マット、サッカーのドリブル、麻袋…。

数々の障害をスピーディにクリアし、リレーしていきます。

最後は大玉運び。初めは落とさずに運ぶのが難しかった大玉ですが、赤組も白組も本番は上手に運ぶことができました。

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今年も親子二人三脚の種目がありました。

お家で練習してきた成果は出せたでしょうか。

ゴールした後は、お家の方も子どもたちも笑顔いっぱいでした。やっぱり親子一緒に運動するのは楽しいですね。

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そして午前最後の演技。

子どもたちが練習を繰り返してきた「集団演技」です。

保護者の方や日本人会の方々もこの演技を一番楽しみにされています。

今年は、ダンス、長縄、組体操の3つに挑戦します。

入場前の待機場所では、ワクワクとドキドキが入り混じりながらも、気合十分の表情の子どもたちの姿がありました。

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まず初めはかっこいいダンスで登場です。曲は三代目J Soul Brothersの「R.Y.U.S.E.I」。

会場のお客さんの手拍子や盛り上がりで、子どもたちは、もうノリノリでした♪

最後の全員そろってのランニングマンも格好良かったですね。この瞬間、15人がJSC Brothersになりました。

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次は長縄です。

朝マラソンが雨で中止になったときにやり始めたダブルダッチが、JSCではブームになり子どもたちは休み時間にも楽しんできました。

今回は小学1年生から中学部までみんながダブルダッチを跳び、さらに学年に応じたレベルの技にも挑戦しました。

技がキマるごとに会場からは大きな歓声が上がり、こちらもみんなノリノリ♪

最後は全員で8の字跳びの「かぶりの2抜け」の技です。みんなで円陣を組んで集中を高めたせいか、これまた大成功。

本番にも強いJSCです。

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集団演技のラストは、「組体操」です。

登場技の「ア~」もキマりましたね。

今年の集団演技では「15人だからこそできること」にこだわりました。

演技の中に、一人ひとりのキラキラ輝く表情がお客さんにもご覧いただけたのではないかと思います。

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午後からの種目1つ目は、日本人会の方と一緒に出場する「一緒にGo!」です。

いつもお世話になっている日本人会の方とも交流できるのも、この運動会のよいところですね。

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赤・白のチームワークで勝負する最後の種目「紅白対抗リレー」です。

バトンパスもスムーズにいきました。

アンカーまで勝負がわからない大接戦でした。

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昨年までは「大玉送り」で種目が終わりでしたが、今年は日本人会の方々も一緒に「フォークダンス」を踊りました。

さっきまで戦っていた者同士が手と手を取り合い踊ることで、「ノーサイド」。心も体も表情もほっこりとほぐれました。

校長先生も楽しそうですね。

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熱い一日が終わりました。

今年の優勝は白組さんでした。おめでとうございます!

赤組も最後まで正々堂々と戦い立派でした。

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どの種目を見ても、子どもたちの「団結」が感じられました。

JSCの子どもたちは日頃の生活の中から、支え合い、励まし合い、時には発破をかけ合いながら生活をしています。

高学年は頭と体と心を使いながら低学年をサポートし、低学年はそんな高学年の姿に応えるように精一杯力を出します。それによって、高学年の子ども低学年の子どもも力を伸ばしていっています。週明けに行った「運動会の振り返り」ではお互いのがんばりを認め合う言葉がたくさん交わされていました。

この運動会への取り組みを通して、また一つ子どもたちの力が伸びたように感じています。この力を生かして、これからも「世界一楽しい学校」をつくっていきましょうね!

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最後になりましたが、運動会運営において日本人会のたくさんの方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。

校外学習~JICA事務所&気象局~

今日は、JICAのみなさんのご協力を頂き、校外学習としてスリランカ事務所の見学と気象局の見学をさせていただきました。

「よくJICA(ジャイカ)と聞くけれど、どんな仕事をしているのだろう?」「どんなところで仕事をしているのかな?」

そんな疑問を持ちながらも、楽しみな気持ちで出発です!

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早速、事務所に着きました。

はじめに、JICAスリランカ事務所の阿部次長からあいさつを頂きました。

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次に、浅井次長からJICAの仕事についてわかりやすく説明していただきました。

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中にはクイズもあって、子どもたちは関心を持ってよく聞いていました。

「日本から開発途上国への支援・援助」をしていることがわかりました。

 

次は、いよいよ事務所へ移動し、所内を見学させて頂きました。

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スタッフの皆さんは親切で、子どもたちの質問にも笑顔で丁寧に答えてくださいました。

みなさんがスリランカと日本の間に立ち、第一線で活躍している姿が目に浮かぶようです。

これまでの活動や、これから行われるさまざまなプロジェクトについて教えていただき、

これからさらに日本とスリランカのかかわりが強くなっていくことを学ぶことができました。

スタッフの皆さん、お忙しい中にもかかわらず、ご協力いただきましてありがとうございました。

 

次は、JICA専門家の方が実際に仕事をされているスリランカ気象局へ移動します。

ここは、学校にもほど近く子どもたちの中にも「見たことある!」という場所でした。

ここでは、JICA専門家の石原さんが仕事をされており、スリランカの気象観測や気象予報を出している所です。

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今回は、ラジオゾンデという大きなバルーンでの観測を見学させていただきました。

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ラジオゾンデでの観測は、約1mの気球を、

なんと上空約25㎞!!まで上げながら、上空の気象情報を調べます。

測定器はすべて日本から取り寄せているそうです。

 

それでは、3・2・1・・・

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あっという間に上空高く気球は飛んで行ってしまいました。

するとすぐに気球につけた測定器から気象情報がすべて送られてくるというので、ビックリ!

 

次に、地上付近の気象情報の調べ方を教えていただきました。

温度計・湿度計・地価の温度計や風向風力計など、たくさんの測定器があり、

石原さんには一つ一つ丁寧に教えていただきました。

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偶然にも、太陽を見上げると、太陽の周りに虹色の輪が見える「ハロ現象」を見ることができました!

石原さんからその仕組みについても教えてもらうことができました。

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最後に、スリランカの気象予報を出している部屋を見せていただきました。

世界中の気象情報を集め、それらからスリランカの天気予報を発表していきます。

気象が原因で起きる災害の多いスリランカでは貴重な情報です。

ここでは、4人の予報官の方が働いていました。

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石原さんは、スリランカ気象局がよりよくなるようお仕事をされていることがわかりました。

全世界で気象情報を発信・共有していることを知り、

「気象観測には国境がない」とおっしゃっていた石原さんの言葉がとても印象に残りました。

石原さん、ありがとうございました。

 

 

今回の校外学習では、日本とスリランカの橋渡しをしているJICAの皆さんの姿を直接見ることができ、

子どもたちにとって学ぶことが多い貴重な機会となりました。

子どもたちの見学にずっと一緒についていただいた木村さんをはじめ、

JICA事務所の皆さん、JICA専門家の石原さん、本当にありがとうございました。

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和太鼓ドドン!

7月2日(木)の3・4校時は、日本太鼓協会の幸路様、宮下様、井上様をお迎えしての太鼓教室が開かれました。

2年前に日本太鼓協会より太鼓を寄贈して頂いてから、毎年太鼓教室を開いていただき、今回で3回目となりました。

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今回は「太鼓で応援しよう」と題して、三三七拍子をアレンジして太鼓を打つ活動をしました。グループ毎に、「皮を叩くところ」と「縁を叩くところ」を変えて、オリジナルの三三七拍子を作りました。出来上がった三三七拍子と掛け声を合わせて、JSCの応援コールが出来上がりました。和太鼓のポイントは、「姿勢」、「一生懸命さを伝える」、「声だし」の3つと教えていただきました。

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指導員のみなさんによる横打ちの演奏も披露していただきました。その迫力に子どもたちは圧倒されている様子でした。

感想を聞いてみると、「かっこよかった!」「やっぱり音がちがうなぁ。」、「おなかの中で地震がおこったみたい!!」という声が聞こえてきました。

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最後に、いつも練習している「夏祭り」の演奏を全校生でしました。指導員さんの「本物」を見せていただいた後だったので、いつもより気合いが入っているようでした。

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「太鼓は覚えるものではなく、自分を表現するもの」という幸路さんの言葉に、昨年のJSCフェスティバルでも太鼓を叩いた子どもたちも、改めて太鼓のおもしろさに気づいたことでしょう。来週のアショカカレッジとの交流会でも太鼓を披露します。のびのびと自分を表現してほしいと思います。

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宿泊学習3日目~つづき~

  ホテルを出発し、キャンディ湖の反対側にある仏歯寺へ見学に行きました。

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到着すると、丁度プージャ(お供え)の時間で、仏歯寺の中には、たくさんの人がお参りをしていました。床に座ってお経を唱える人々の中でお寺の中を見学し、仏教徒の厚い信仰を肌で感じました。

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ダーガバや菩提樹の見学をし、世界の仏教の博物館の中へも入りました。日本の仏教のブースもあり、子どもたちも興味津々でした。

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仏歯寺を出たあとは、いよいよグループ毎に分かれてのキャンディ散策です。指令は、①クロックタワーと記念写真②カタラガマ・デーワーラヤでお参り③食べ歩きの3つです。キャンディの地図を片手に前もって学校で相談していたルートを進みます。

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よさそうなお店を見つけて、アイスクリームやパンなど、自分で好きなものを英語で注文して食べました。

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集合場所は、昼食を食べるクイーンズホテル。集合時間の5分前には、どのグループも戻ってくることができました。班長さんを中心に、時間を意識して行動できましたね。

お互いに散策で買ってきたお土産を見せ合いながら、楽しい昼食となりました。どのグループもキャンディの町をしっかりと満喫できたようですね。

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いよいよ、コロンボへ向けて帰路につきます。帰りはキャンディ駅からコロンボフォート駅まで列車に乗ります。「スリランカで列車に乗るのは初めて」という子どもがほとんどです。車内では大きな窓から入ってくる心地よい風やきれいな景色を楽しみました。疲れて眠ってしまう子どももいれば、元気に友だちとおしゃべりする子どももいました。

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コロンボフォート駅に到着です。

駅前の広場で解散式を行い、その場で解散です。やはりお家の方の顔が見えると、みんなほっとした表情を見せていました。

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3日間とは思えないほど、内容の濃い宿泊学習となりました。これまで学習してきたことを十分に発揮し、スリランカに飛びこむことができたのではないでしょうか。そして、日本人学校の友だちとの絆も深まったことと思います。この3日間で得たものを生かし、さらに高めながら、今後の学校生活を充実させていきましょうね。

保護者の皆様、お忙しい中お迎えに来ていただきありがとうございました。

☆JSCフェスティバル☆

2月15日(日)JSCフェスティバルが行われました。たくさんの方々にご来場いただき、おかげさまで今年のスローガン「輝く舞台 みんなで作ろう最高の感動と思い出」のとおり充実した一日となりました。

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<アショカカレッジとの合同合唱>

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今年度のJFESオープニングを飾るのは、初の試み「アショカカレッジとの合同合唱」です。スリランカの童謡ニルアハスタレに日本の手遊びをつけて歌いました。また「うえを向いて歩こう」も手話をつけて日本語、シンハラ語の両方で歌いました。普段使っている言語はお互いに違いますが、共通の言語として手話を使うことで、同じ気持ちで歌うことができました。一緒に練習をした回数は、わずかですが、おおきな声で手話も手遊びもばっちり決まって、温かい雰囲気の素敵なオープニングになりました。

<小学部1・2・3・4年劇「11ぴきのねこ」>

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どらねこ大将を中心にかいぶつさかなをめざして大冒険。それぞれのねこのキャラクターが光ります。子どもたちの堂々とした演技に会場はいつも笑いに包まれていました。そして大きな声でしっかりとセリフを言う姿にみんなの1年間の成長をかんじることができました。

<ECプレゼンテーション>

今年のECの発表は低学年「Come and see the scariest in the world」そして高学年は有名なテレビ番組「ミリオネア」です。

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怖いモンスターが怖がるのは、校長先生だった!?というラストシーン。

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ミリオネアはテレビ番組さながら、会場が一体となって、問題にチャレンジしていきます。それにしても、1年間のオールイングリッシュ授業の成果がよくでていました。感心感心!

<和太鼓>

和太鼓を寄贈していただいて、2年目になりました。おかげさまで、日ごろから和太鼓に親しむ機会をもつことができ、子どもたちも和太鼓が大好きです。学年があがるごとに難しい技がふえていきましたが「来年はあの技にチャレンジするぞ!」と上学年の演奏を聞く子どもたちの目が光ります。

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<キャンディアンダンス>

1年間の集大成です。ブディ先生のようにかっこよく踊ることができるように、今日まで練習してきました。今年はスピードも速く、むずかしいステップにも挑戦。みごたえのある素晴らしい舞台となりました。

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<5・6・中学部劇「注文の多い料理店」>

レストラン山猫軒にまよいこんだ二人の猟師。おいしい料理にありつくために、一生けんめい頑張るのですが・・・。ラストシーンにはコロンボ日本人学校ならではのアレンジが加わりました。

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なんと猟師たちはスリランカカレーにされてしまいそうになるという展開!踊りあり、ブリッジあり、なわとびあり、の楽しい劇となりました。成功して「イカ」ったね!

<全校合奏・合唱>

今年の全校合奏は「旅立ちの日に」。日々、絆を深めてきた仲間ともあと数週間でお別れの時がやってきます。この日本人学校で出会えたことへの感謝とお互いにエールを送る気持ちをこめて一生懸命演奏しました。

そしてJFESの最後を飾るのは「全員合唱やさしさに包まれたなら」。「目に映るすべてのことはメッセージ」という歌詞がなんどもでてきます。日本からとおく離れたこのスリランカで見たこと、感じたこと、学んだことを大人になっても忘れずにいたい。そんな想いをこめて全力で歌いあげる子どもたち!

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会場のみなさまからは、大きな温かい拍手をたくさんいただきました。みんな、頑張ってきて本当によかったね!

ほとんどの演目にフル出演の子どもたちでしたが、最後の片づけ、トラックに荷物を乗せるところまでしっかり手伝ってくれました。最後に全員で記念撮影。みんな、やりきったいい表情です。

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保護者の皆様をはじめ、応援してくださったすべての方々に感謝もうしあげます。ありがとうございました。