今日のIA(International Activity)は、水田教諭「落語に学ぶ、伝え上手と聞き上手~お話のプロをまねよう~」です。始めに前回の振り返りで寿限無を言いました。みんなばっちり覚えていました。
今日は、噺家さんの表現をまねることを通して、落語の面白さに触れ、そして、表現にも楽しみます。そこで、まず落語「時そば」をみんなで読みました。その後、噺家さんの映像を見てみます。
見た感想から、・早口 ・そばを食べる動きなどが本物のみたい ・声を変えていたり、いろんな動きがあったりする など意見が出てきます。何か聞き手に状況を想像させる技をたくさん使っていることが分かりました。
また、ちょっとした小道具で様々なものに見立てることができます。ただいまハンカチを何かに見立てて食べています。何に見えるでしょうか!?
次は、扇子が配られ、そばを食べる動作をしてみます。しかし、なかなかうまくできません。何かポイントがあるのでしょうか?
そこで、水田先生によるポイントアドバイス&演技です。ちょっとの工夫で本物を食べているように見えてきます。
目線、音、表情、汁を飲む、鼻水をすするのポイントを意識すると、みんなの表現力がアップしました。
今度は、「うまい」「おもしろい」「ないすちゃれんじ」のカードを出して、お互いが見合いました。
少しずつ恥ずかしがらずにできるようになってきた子どもたち。笑顔も出てきました。
その後、グループの中の代表が演技を見せてくれました。実際にそばを食べているように動作や表情など工夫して演技しました。
体験したことも踏まえて、落語「時うどん」の映像を見ました。
早口で話していたり、方言が使われていたりとちょっと難しかったかもしれませんが、多彩な表情や動きや音を使っての落語に大笑いしている子どももいました。改めて、噺家さんは、何十年もかけての日々の努力で表現力を磨いておられることがわかりました。
落語を通して、人に気持ちを伝える表現方法について考えることができた時間でした。これからも勉強の時間やJSCフェスティバルに人に伝える場面がたくさん出てきます。ぜひ、この時間に学んだことを生かしてほしいです。
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