1月9日(木)午後、元読売巨人軍の選手で、現2軍育成コーチでいらっしゃる後藤孝志さんの野球教室が開催されました。
この度、後藤コーチはスリランカのナショナルチームへの指導のためにスリランカを訪れられています。
後藤コーチの姿が見えた途端、子どもたちから「大きい…」という声が。
野球教室では、ボールの握り方や投げ方の基本を教えていただきました。一人に一つずつボールをいただき、みんな嬉しそうにボールを握ります。ボールには投げた球に変化が起こりにくいにぎり方があることを教えていただきました。初めて、ボールをで「4シーム」にぎってみます。
プラザでボールを使った簡単なゲームをして体をほぐします。
野球選手からもらったボールで運動できるのがとっても嬉しい様子です。
次はグラウンドに出て、投げる練習です。
ひじや肩を痛めにくい正しいフォームを教えていただきました。
後藤コーチにたくさんほめてもらいながら、壁あてやキャッチボールに夢中になる子どもたち。
約30分間、ボールを投げる練習をしましたが、後藤コーチの言葉かけで、子どもたちのボールの投げ方がどんどんよくなっていきました。
また、野球教室の中で野球の技術だけではなくたくさんのお話も聞かせたいただきました。「日本で使わなくなった野球道具たちがスリランカで生き返るのがうれしい」、「天才と言われるイチロー選手は、実は天才ではなくだれよりも努力家」、「できないからとことん練習する」、「ボールの握り方やバウンドのさせ方にも、ボールを受ける人への思いやりがある」、「スリランカで生活をしていることはすばらしいチャンス」など、とても大切なことが子どもたちの心に響いているようでした。
「ボールのにぎり方にもきまりがあるとは知らなかった」や「これまで野球に興味はなかったけど、野球の試合を観てみたくなった」、「野球をやってみたい」などの感想が聞かれ野球への関心も高まったようでした。
優しく、ユーモアを交えながら、たくさんの言葉を子どもたちに語りかけていただきました。体格だけでなく、後藤コーチの大きな人柄にも包みこまれ、子どもたちは最後まで笑顔いっぱいでした。
最期に、プレゼントしていただいたボールにサインをしていただきました。みんなの大切な大切な宝物になりそうです。
後藤孝志コーチ、本当にありがとうございました。
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