今日は佐藤教諭による、第3回のIAの時間。
まずは以前学習した紙ヒコーキについて振り返ります。
そして、今回のテーマが伝えられると、子どもたちの間からざわめきが・・・今日のテーマは、
「折り紙紙ヒコーキを操縦できるかな?」
「そんなことできるの?」「どうやって?」さまざまな反応が・・・
そこで、どうやって操縦するのか、まずは映像で見てみました。
興味津々の子どもたち。映像の中の紙ヒコーキは、いつまでもヒラヒラとちょうちょのように舞っています。
映像を見ても、首をかしげるこどもたち。
ここで佐藤教諭が種明かし・・・・と言っても、実は種なんかないんです。
おはながみで作られた紙ヒコーキに、後方から段ボールを使って空気を送り、上昇気流を作ってヒコーキを飛ばしていたのです。
ちなみに、上手な人は段ボールを使わずに、手で操縦することができるそうです。
早速、プラザに出て紙ヒコーキの操縦に挑戦!
みんな真剣に、「どうやったらうまく操縦できるか」を考えながら工夫しています。
友達にヒコーキを飛ばしてもらってから段ボールで操縦しようとする子、ヒコーキに空気を送る段ボールの角度をいろいろ試す子、飛ばす前にヒコーキの形をしっかり整えるのが大切なのではと考える子など。
紙ヒコーキは、昔からある、たった一枚の紙を使ってできる簡単な遊びですが、こうした「遊び」の中に工夫を見出し、試行錯誤を繰り返すという経験は、とても大切です。
子どもたちの姿を見て感じることは、昔の子でも現代っ子でも、みんな「遊び」に夢中になるということ。そして、遊びの中からたくさんのことを学び取っているということ。
遊びの形態は時代とともに変化してきましたが、健全かつイマジネーションが広がる、こうした古くからの遊びのよさを見つめなおすよい機会でもありました。
授業の最後に、子どもたちが感想を述べました。たくさんの子どもたちが、それぞれに自分の発見や工夫を話していました。
遊びの中にたくさんの「考えよう、やってみよう!」が詰まった授業でした☆
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