平成26年6月26日(木)のコロンボタイムは、戸田教諭の今年度第1回目のIAでした。
今回のテーマは「世界の国歌」です。
スリランカに来て感じることは、スリランカの人は国歌をとても大切にしているということです。コロンボ日本人学校に通う子どもたちもスリランカ国歌を耳にする機会が多い中で、歌詞を知らない、その意味も知らないということではいけないという思いを込めた授業であったと思います。
まずは、国歌に関するクイズからスタートです。
「ギリシャの国歌は何番まである?」158番!?「歌詞のない国歌がある?」スペイン国歌!?「モルディヴの昔の国歌はみんなが知ってる歌だった?」蛍の光!?知らないことばっかりで、みんな驚いています。
次は、グループに分かれて、自分たちの国歌を作ってみましょう。
「ワタル共和国」「奈津子アイランド」「理玖王国」「タカハルランド」それぞれ、自分たちの国に合うように歌詞を考えていきます。そこにどんな願いが込められているのか。「他国に負けない、豪華な国」「スリランカのような国」「ウサギ?を大切にする国」「とにかく楽しい国」それぞれの願いが歌詞に反映されています。そして、完成したら、披露です。願いのこもった国歌が出来上がりました。
国歌には国民の思いが込められていることが分かったら、実際の国歌を聞いてみましょう。
フランスの国歌は?アメリカは?オーストラリアは?イギリスは?それぞれの国の国歌にはその国の歴史や文化、自然が盛り込まれています。では日本は?日本の国歌にも「平和が長く続くように」という願いが込められています。
それでは、みんなが住んでいる、スリランカの国歌のことを知りましょう。
スリランカの国歌も、平和を願い、感謝の気持ちにあふれていることが分かりました。
最後は、スリランカの国歌をみんなで歌います。
スリランカの人々が大切にしている国歌です。しっかり覚えて、一緒に歌えるといいですね。
サッカーW杯が行われているブラジルの人たちも、国歌を大事にしていることが分かる映像を見て子どもたちは、国歌に込められた願いを改めて感じていたようです。
「歌は心をひとつにする力がある」ことを感じることができたIAでした。
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