今日は、第2回交流会がありました。
前回の1回目は、 日本人学校へアショカカレッジの皆さんをご招待し、 いろいろなゲームを一緒に行って交流を深めましたが、 今回はアショカカレッジへ伺いました。
アショカカレッジへ到着すると、 たくさんの児童生徒が笑顔で出迎えてくれました。
空手の道着に身を包んだスリランカの子ども達は、「押忍」 の掛け声で出迎えてくれました。
開会式では、 司会の子どもたちが流暢な日本語で進行をしてくれました。
式の最初にロウソクに着火する儀式を行いました。 ここでは柴田校長先生、戸田先生、 中学3年生の蓼沼奈津子さんが学校の代表として参加しました。
日本とスリランカ両国の国歌斉唱を行いました。
アショカカレッジの代表挨拶では、 一人の男子がしっかりとした日本語で1回目の交流会を振り返なが らスピーチをしてくれました。
それに対して、中学3年生の小林ワタル君が、 シンハラ語で堂々と代表の挨拶を行いました。
アショカカレッジの児童生徒の皆さんによる空手のパフォーマンス やウェルカムダンスが行われました。皆さん、 この日のためにかなり練習を積んできたようです。
キャンディアンダンスの様子
プログラム変更で、校長先生から記念品の贈呈が行われました。 ワタル君も堂々と前へ出て記念品をいただくことができました。
空手のパフォーマンスでは、 先生の覇気のある日本語で児童生徒がキビキビと型を決めていきま す。中段回し蹴りや正拳突きなど、 本格的な空手の技を披露してくれました。
空手パフォーマンスの様子
代表挨拶だけでなく、 今回は名札やプレゼント用の名刺にもシンハラ語を使っていたこと で、アショカカレッジの子ども達も、 前回より親しみをもって接してくれていました。始める前に名刺交換をしました。おそるおそる自己紹介をします。
その後、 4つのグループに分かれてスリランカのゲームを楽しみました。
「Kurumbatti machineを作ろう」に挑戦中
竹ひごのような細い棒に木の実の重りをつけて回します。 かなり勢いよく回しても壊れません。 回すたびにカチカチと音が鳴ります。
子ども達も音が鳴るマシーンに大喜びでした。
「野菜でスタンプを作ろう」に取り組んでいる様子
まずは英語で自分の名前を書きます。今から何をするのかな?
アショカカレッジの子どもたちが手取り足取り教えてくれます。
複雑な模様にも挑戦します。
「紙で動物のかげを作ろう」というゲームの予定でしたが、 場所取りゲームに変更されたようです。 このゲームがシンプルでありながら飽きがこず、 子ども達は何度も挑戦していました。
スリランカの子ども達が楽しむゲームは、 エンドレスに取り組むことができるものが多く、 日本人でもすぐに慣れて遊ぶことができます。
「スプーンでjil bolaをとろう」に取り組んでいる様子
Jil bolaとは、どうやらビー玉のことみたいです。 器用にスプーンを使って運びます。
バランスを取りながら、 一つ一つのビー玉のを慎重に運んでいきます。
今回は時間の余裕が十分に設定されていた交流会でした。
そのため、 子ども達は休み時間などを使って一緒に写真を撮ったり、 英語で会話をしながら交流を深めることができました。
すべてのゲームに取り組んだ子ども達は、 みんな満足げな様子です。
2回目の交流会ということで、 日本人学校の子ども達もアショカカレッジの子ども達も笑顔で交流 することができました。
また、アショカカレッジの中も紹介してもらいました。 1年生から高校生くらいの生徒までそれぞれのクラスに分かれて、私たちを見かけると丁寧に挨拶を返してくれるところが非常に印象的でした。
閉会式では、両校からの歌のプレゼント交換を行いました。
日本人学校の子ども達は、 カントリーロードのハンドベル演奏を取り入れた合唱とニルアハス タレの2曲を披露しました。 6年生の佐藤汰一君がシンハラ語で歌の説明を行いました。
アショカカレッジの児童生徒のみなさんからは、「 世界に一つだけの花」を披露してもらいました。日本語で、 振り付けまでつけて発表しているスリランカの子どもたちに対して 、 日本人学校の子ども達からも大きな拍手が巻き起こっていました。
最後に、 6年生の水谷亜紀子さんがシンハラ語で代表の挨拶を行いました。
今回はお互いの国の言葉を使って交流を深めることができ、 子ども達もおおいに満足していました。
今回の交流会では、 たくさんの友達をつくりたいと意気込んでいた児童も多く、 その目的を果たすことのできた1日でした。
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