11月12日(水)は、1・2年生の子どもたちが待ちに待った、校外学習の1日目です。この日に向けてこの2週間ほど、子どもたちは計画や準備に取り組んできました。
バスに乗り込んだ子どもたちは、ワクワクがいっぱいです。バスレクの担当が、クイズを出したり、ゲームをしたり盛り上げました。
まず最初に訪れたのは、「hope(クッキー工場)」です。この工場には、主に知的障がいがある人が働いています。障がいを乗り越えて、自分で働いたお金で生活をしています。とてもおいしいクッキーを生産して、スーパーなどに出荷しています。キールズスーパーなどでも目にしたことがあるのではないかと思います。
ここでは、主に、従業員さんと子どもたちの交流会を行いました。
始めの言葉も代表のあいさつも、シンハラ語でしっかり言えました。歌は「YUME日和」と「ニル アハスタレ」です。「ニル アハスタレ」はスリランカ人は誰でも知っている歌なので、みんなで合唱しました。
次はジャンケンです。シンハラ語で説明した後、早速やってみました。
勝ったり負けたり、あいこだったり、楽しく盛り上がりました。その次は、折り紙です。子どもたちは一人2つずつ折り紙を覚えてきました。それを、従業員さんたちに教えてあげます。子どもたちは、日本の文化である折り紙を、丁寧に優しく、時にはやってあげながら教えていました。
従業員さんも、折った折り紙を嬉しそうに持っていました。
その後は、今度は従業員さんたちに教えてもらいながら、クッキーづくりです。絞り出し袋をしっかり持って、何とかいい形にしようとしますが、なかなか上手くいきません。悪戦苦闘しながらも、たくさんのクッキーを絞り出すことができました。絞り出したクッキーの元はオーブンに持って行って焼いてもらいます。焼き上がるまで、しばらく待ちます。
この日は、たまたま従業員さんの中の一人の人が誕生日でしたから、誕生会も開かれました。子どもたちは、思いがけずケーキやバナナやジュースもいただきました。
そして、従業員さんに歌も歌っていただきました。シンハラ語の「かえるの歌」です。「ゲロゲロゲロゲロ…」は「パカパカパカパカ・・」になっていました。同じカエルの声でも国によって聞こえ方は違うものなのですね。日本語でも、合唱しました。
質問コーナーも終わり、終わりの言葉を言う頃には、いよいよクッキーも焼き上がり、美味しい香りが漂ってきました。出来立てのクッキーはホカホカしていてほっぺたが落ちそうです。残りは袋に詰めてもらい、お土産になりました。
お忙しい中、交流会をして下さった、ホープの方々、どうもありがとうございました。
さて、次は、もう一つお楽しみの「レジャーワールド」です。ここは、スリランカでも唯一の本格遊園地です。マスコット(?)の前で写真撮影です。
「さあ!たくさん乗るぞ!」と子どもたちは駆け出していきます。
単純ですが、実に楽しい乗り物もあります。子どもたちは「気持ちいい」「降ろしてー」などと声を上げていました。一番人気はUFOでした。高く上がってグルグル回る様子に、子どもたちはニコニコです。
乗り物はだんだん激しくなります。ジェットコースターには、1年生の二人は、ついに乗りませんでした。残念。
そして、ぐるぐる勢いよく回るものが続いたので、とうとう1年生の妃夏ちゃんは涙目になってしまいました。
それでも2年生は元気なもので、ニコニコしながら次々に乗り物に乗っていきます。妃夏ちゃんが一人寂しく見ていることも・・・。
でも、一番楽しかったのは、もしかしたらこの遊具かもしれません。
いよいよ最後は、回転ブランコです。
嫌がっていた1年生の二人も何とか説得して乗せました。さあ、スタートしてみたら、意外や意外。みんな余裕の表情です。降りてきたら、「おもしろかった」「もう一回乗りたい」という声が聞こえていました。残念ながら、これが最後なのです。
時間が大幅に押してしまい、下校の時刻を30分繰り下げることになってしまいましたが、子どもたちにとっては、大満足の校外学習1日目でした。
明日は、校外学習2日目です。
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