宿泊学習も最終日となりました。
荷物をまとめ、3日間お世話になったホテルをチェックアウトします。
どの部屋も、「来た時よりも、美しく」を合言葉にきれいに整頓してありました。
3日間を通して、日本人としてよいお手本になることができた場面がいくつかありました。
ホテルやレストランでスタッフの方や他のお客さんから「マナーがよい」とほめていただくこともありました。これからも大事にしていきたいことです。
さて、ホテルを出発しいざマドゥ川へ。
3日目のメインイベント、リバークルーズです。
天気が本当によく、青空の下で風を受けながらのクルーズは気持ちよかったですね。
川辺にはマングローブの木やバナナの木、マスクを作る材料になる木も見られました。
カワセミなどの鳥もきれいでした。
クルーズの途中で、ドクターフィッシュを体験しました。
何とも言えないあの感覚。疲れも吹っ飛び、みんな最高の笑顔です。
シナモンを栽培している島にも寄りました。
シナモンの加工の仕方を説明していただきました。
ヨーロッパに出荷されたり、お土産屋さんに並べられるシナモンになるそうです。
いい香りに、心も体も落ち着きます。
お寺がある島にも立ち寄りました。スリランカのお寺へのお参りの仕方を岡田先生に教えていただきました。
昼食をとった後は、最後の見学先タートルハッチェリーです。
ウミガメを保護するための施設で、地元の漁師さんからウミガメのタマゴを買い取り、孵化させ3日間育てた後、海に返す活動をされています。
生まれたばかりの小さな赤ちゃんカメは、とってもかわいかったですね。
5万匹に1匹の確立で生まれる白いウミガメも見ることができました。
高速道路を使って北上し、コロンボに帰ってきました。
日本人学校に到着後、解散式をしました。
みんな、疲れとともに充実感や満足感でいっぱいの表情でした。スリランカの文化や自然のことが体験を通してより深く理解されたことと思います。
子どもたちの言葉には「自然に感謝したい」、「宿泊学習中お世話になった方々に感謝したい」、「家族に感謝したい」とありました。
この2泊3日でコロンボ日本人学校のみんなの絆はさらに深まったことは間違いありません。
上の学年の子どもが下の学年の子どものサポートをし、下の学年の子どもが上の学年の子どもをお手本にしてがんばる。
そんな姿が自然とみられた3日間でした。
子どもたちの心の中には一緒に宿泊学習に行った「仲間に感謝」という気持ちがたっぷりとあることでしょう。
この宿泊学習がよいものになったのは、まぎれもなく子どもたちのがんばりの賜物です。
この学びを来週からの生活に生かし、より充実した学校生活にしていきましょう。
保護者の皆様には、準備や朝早くからの送り出し、お迎えなどご協力をいただきました。ありがとうございました。
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