宿泊学習2日目。
今日は、朝から太陽がまぶしい。すがすがしい1日の始まりになりそうな予感。
朝の集いは、インド洋を眼前に、ホテル前のビーチで行いました。
今日の午前は、世界遺産ゴールのグループ別研修です。
全員が4班に分かれて、チェックポイントを通りながら最後のゴール場所を目指します。
慣れない土地で地図を片手に、みんなで協力して市内を探索します。
この日はとても暑く、市内を歩いているだけでもかなり疲労がたまります。
それでも、子どもたちはこまめに水分補給をしながら、チェックポイントを目指します。
現地の人に道を尋ねるシーンも見られました。
普段から学習して身につけた語学力が、こうした場で生かされていることは、とても頼もしいですね。
時計台や教会、オールドゲートに灯台など、
ゴールのシンボルといえるランドマークの数々をほぼすべて歩いて制覇した子どもたち。
レストランで美味しい昼食をいただいた後、青空の下ですがすがしい集合写真が撮れました。
みんなの笑顔が、青空をバックに映えていますね。
さて、次に向かったのは、アンバランゴダにあるマスク工場。
ここはマスクで有名で、アンバランゴダを訪れる人が必ず訪れるというマスク工場です。
お土産物屋とミュージアムもあります。
まずはお世話になる店のご主人にあいさつ。
そこから2つに分かれて、交互でゾウの置物のペイント体験をしました。
ミュージアムの方では、マスクについての簡単な説明をしてもらった後、少しショッピングを楽しみました。
うーん、これは一体誰でしょう!? わかるかな?
パペット(操り人形)の仕組みも見せてもらい、実際に子どもたちにも体験させてもらえました。
思いがけず、珍しい体験ができて、喜ぶ子どもたちでした。
さて、ペイント体験はどうなっているでしょうか。
こちらはなかなか苦戦中でした。ペイントの模様は学校で考えてきたのですが、
細かい模様を筆で描き上げるのは、思っている以上に高度な技術を要します。
時間も少し短かったのですが、何とか最後まで描き上げた子もたくさんいました。
スリランかのお土産物屋であれば、どこでも目にするゾウの置物。
子どもたちも、体験を通して、職人の技術のすごさを改めて感じることができたのではないでしょうか。
さて・・・ マスク工場にいる間に、空模様はだんだん怪しくなり、
ホテル到着時には雨がしとしとと降っていました。
キャンプファイヤーができるかどうか、時間ギリギリまで悩んでいると・・・
ふと雲の隙間から太陽がのぞき始めました。
昨年度は、雨のためにキャンプファイヤーがキャンドルの集いになってしまいましたが、
今年は子どもたちの願いも天に届き、砂浜でキャンプファイヤーを行うことができました。
火之神をお迎えし、粛々とプログラムは始まりました。
木が湿っており、なかなか燃えずにたびたび消えかかるというハプニングはありましたが、
最後には子どもたちの「燃えろよ燃えろ!」歌声に煽られて、大きな火があがりました。
今年は、各学級で準備してきた出し物(スタンツ)を順番に発表しました。
まずは3・4年生から。「こわ~い話」を朗読風に発表しました。
でも最後は「お化けなんてないさ」で明るくしめました。
5・6年生は、「マリオブラザーズ」の劇でした。
マリオとルイージが、クッパを倒してピーチ姫を助けるというストーリーでした。
最後は中学部。桃太郎をパロディー風にアレンジした劇でしたが、
最後に披露したダンスは完成度も高く、アンコールが飛び交いました。
みんなそれぞれに、準備してきたスタンツを披露することができました。
キャンプファイヤー係が企画したじゃんけんゲームもありました。
ここで、先生たちからも突然出し物がありました。
「カントリー・ロード」をギターとキーボードの伴奏で歌いました。
第3部では、火之神を全員でお送りし、無事ファイヤーを終えることができました。
今回の宿泊学習では、スリランかの自然に親しむことも目的の一つです。
時に厳しく猛威となって私たちにおそいかかる自然も、時に優しく私たちを包み込んでくれます。
インド洋を眼前に、今日のこの日、波の音を聞きながら火を囲んだこの仲間を、私たちは決して忘れないでしょう。
明日は宿泊学習最終日、仲間とともに最後まで楽しみたいですね。
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