今学期最後のIA(International Activity)は、水田教諭の「落語に学ぶ、伝え上手と聞き上手」でした。
日本に昔から伝わるものクイズからスタートです。
獅子舞、歌舞伎、相撲、狂言・・・と子どもたちは答えていきます。
今回は、日本の伝統文化の一つ落語から学びます。
日曜夕方の番組「笑点」などから落語を知っている子どもがいました。出てくる人には、ごいんきょさん、物には、せんす・座布団・手ぬぐいなど子どもたちは発表していきました。
落語には、相手をひきつける話し方、そして聞くほうも相手の話をしっかり聞くという「話し上手・聞き上手」が大切であることが分かりました。
落語の始まりは今から300年前の江戸時代と言われていますが、もっと前の室町時代とも言われています。おじゃるまるも登場したところで、水田教諭から落語を一つ。昔の言葉の言い方にタイムスリップしたみたいでした。みんな落ちがわかったかな!?
その後、落語にふれる1では、寿限無の落語を動画で見ました。テンポのいい話し方や内容などに笑顔いっぱいの子どもたちでした。
そして、グループ活動では寿限無の音読・暗唱に取り組みました。意外に多くの子どもたちが寿限無がすらすら言えることに驚きました。
落語を通して、その時の時代背景や文化・もの・人などがお話にたくさん出てきます。昔の時間の数え方の中にもみんなの大好きな3時の「おやつ」の秘密が隠されていました。
落語にふれる2では、水田教諭による「縁起かつぎ」の読み聞かせがありました。先生の表情や声の強弱の読み聞かせに子どもたちは、絵本にくぎ付けでした。
今回の授業で、国際社会で活躍するために、まずは自分の国のことをよく知っておくことが大切であることを学びました。そして、昔から伝わってきた伝統文化から様々な考え方などを知ることができることも分かりました。
落語は、新作落語も含め数百種類以上になります。図書室にも落語の本があるので、日本の伝統文化にどんどんふれてくださいね。
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