今日のIAの授業は荒谷先生の「世界のこと、知ること考えることからはじめよう」でした。国際社会でおきている課題を知り、どんな未来をつくっていこうか?という大きな大きなテーマです。
今日は世界が抱える様々な課題のひとつ「貿易」について、ゲームを通して学びました。4つのグループは、アメリカ、インド、スリランカ、ガーナの国として、製品を作ります。たくさん作って、お金を稼いだ国が勝ちです。
難しい形の製品ほど高く売れるようですが、長さや角度が正確ではないと、世界銀行がお金を払ってくれません。
そして、それぞれの国が持っている道具がちがうのです。はさみが二つ、コンパスまである国もあれば、紙と鉛筆しか持っていない国も・・・。
「2000円で3分、分度器、貸してください!」など、交渉もありです。制限時間のなかで、正確にたくさん製品をつくるために、みんなが考えます。
紙はたくさんあるのに、はさみがどうしても手に入らず製品が作れないチームは悔しそう・・・。でも、そのもどかしさを感じることにこのゲームの大きな意義がありました。
荒谷先生から、これは世界で起きていることのミニチュア版だと教わりました。資源があっても技術がない国や、たくさんの不平等が世界にはまだまだたくさんあるのです。
先日の大使館訪問で教えていただいたODAの活動で、日本がスリランカに協力していたことも振り返りました。
未来の世界をつくるこどもたち!
これからも世界に目をむけて、自分たちのこととして、様々な課題について考えてほしいと思います。