今日は佐藤先生の今年1回目のIAの時間でした。
佐藤先生の今年のIAのテーマは
「探してみよう、スリランカと日本」です。
1回目の今日は、「日本に伝えたいスリランカ、スリランカに伝えたい日本」
というテーマでした。
まずは、スリランカから日本へ持ち込まれているものを佐藤先生から紹介してもらいます。
みんなも知っている「紅茶」
ちょっと意外な「亀の子たわし」
最近日本で人気の「ココナッツオイル」
主な日本への輸出品目には、衣類やまぐろなどもありました。
ここからは、グループごとに「日本に伝えたいスリランカのもの ベスト3」を考えます。
佐藤先生からは、「スリーウィラー」、「アフタヌーンティー」、「カレー」、「凧」が例示されました。他にもあるかな?
異学年が入り混じったグループでも、みんなで頭をつき合わせて相談します。コロンボ日本人学校の子どもたちのよさですね。
各グループからの発表です。
グループで考えたランキングを理由とともに発表します。
子どもたちのこれまでの生活経験や学習経験から考えた、ランク付け。
発表を聞いて、「なるほど」と思わされました。物だけではないのですね。
発表の場面では、高学年がサポートしながら低学年の子どもがグループの代表として発表する姿がありました。JSCのチームワークのよさが光ります。
次は、反対に「日本からスリランカに伝えたいもの ベスト3」を考えます。
今度はさっき以上に、いろんな意見が出ているようで、盛り上がっています。
こちらも「なるほど~」というものばかりです。よく考えています。
そして、自分たちがつけたランキングから、スリランカの良さと日本のよさを考えました。
子どもたちからは、「スリランカは人が優しい」、「日本は便利」という意見が出ました。
最後に
陶器工場の見学でお世話になったり、コロンボ日本人学校の入学式や卒業式にも出席していただいたりしている、ダヤシリさんの紹介がありました。
ダヤシリさんは、日本の陶器の技術をスリランカに伝えたり、日本語を広めたりされています。
そんなダヤシリさんが日本のテレビに出演されたときに、日本の「5S」をスリランカの工場に取り入れておられるとおっしゃられていました。
この時間で、子たちは日本とスリランカのそれぞれのよさに目を向けることができました。スリランカで生活しているからこそわかる「スリランカのよさ」、そして「日本のよさ」。友だちの意見やダヤシリさんのお話から、改めて気づいた「よさ」もあったのではないかと思います。
日本とスリランカのそれぞれのよさを大切にしていきたいですね。