コロンボ日本人学校

「光り輝く島」スリランカにある日本人学校

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2018年

授業短縮

本日、大規模な政治集会が予定され、通学バスや送迎車の通行など児童生徒の安全確保のために午前中の授業4校時を行った後、放課としました。政治の混乱が早々に収束することを願っています。

デヒワラ動物園遠足

小学部の1,2年生が、デヒワラ動物園に遠足(校外学習)に行きました。9時過ぎに学校を出発し、14時過ぎに帰校しました。天候にも恵まれ、広い園内を一通り周り、餌の準備をするところも案内していただきました。JOCVの山尾様には、普段、見ることのできないところまでご案内いただき、感謝申し上げます。帰る途中にフードシティでお買い物体験で、アイスクリームを買いました。お買い物は、初めての人もいました。児童は、とても有意義で楽しい一日を過ごしました。

IA授業(フェアトレード)

今日のIA授業は、都丸教諭による「スリランカと私 ~ぼくと私ができること~」の2回目でした。本時は「紅茶販売ゲームを通して消費者と生産者の関係を知り、消費者としてできることを考える。」というねらいの授業でした。最初にスリランカで作られている有名なものは何だろう」という問いがあり、「紅茶や仮面、サリー、宝石」などの答えが出されました。そして、本時の課題である「紅茶販売ゲームをして、買い物をするとき気をつけることを考えよう」が示されました。3人の児童生徒が紅茶を買う役割をし、他の児童生徒全員は紅茶をつくる役割を演じました(ロールプレイ)。各グループでは紅茶の葉に色を塗ることで紅茶を生産していました。1回目で5グループで、ゼロJSCルピー~1200JSCルピー(疑似通貨)までの収益でした。2回目は、400JSCルピー~2000JSCルピーの収益でした。その差が、どうして出たのかについて考え、買い手の好みで収益が変わることを知りました。現在各国では、生産者が不当に安い金額でしか買ってもらえない現状があることを、パキスタンのサッカーボールの例で知りました。まとめに「フェアトレード」のことについて学び、児童生徒からは「ものを買うときは、安いだけでなく、よく考えて買うようにしたい」という内容の発言が聞かれました。児童生徒は、ロールプレイによるゲームや初めて聞いた「フェアトレード」の話から、モノには生産する人たちがいることを知り、その人たちのことも考えて行動することの大切さに気付いてくれました。