10月13日 日曜日。
この日、第46回日本人会・日本人学校共催の大運動会が開催されました。
早朝雨は降ったものの、みんなの願いが通じてか、入場行進が始まる時間になると、太陽の光がグランドに差し込み始めました。
みんな、堂々と入場行進を行いました。
最初のプログラムは「エール・応援歌」です。
赤組と白組ともに、運動会にかける意気込みが伝わってきます。
赤も白も、負けていません! 熱戦の火ぶたは切って落とされました!!
個人種目に団体競技。子どもたちは休む間もなくプログラムをこなしていきます。
しかし、日本人会の方々の温かい声援に包まれて、演技をする子どもたちも笑顔満開!
親子競技の二人三脚レースも大変盛り上がりました。
「いちに、いちに!」練習の成果が出た親子ペアもたくさんいました。さすが、親子の息はピッタリでしたね。
追いかけ玉入れでは、かごを背負って逃げる子どもを、保護者も交じって追いかけます。これには逃げる子も大変!!
大人も子どもも、みんなが本気になって競争する姿に、会場からは大きな声援や拍手が送られます。
コロンボ日本人学校の運動会は、コロンボ日本人会の方々の応援によって、いつも大きな盛り上がりをみせます。
たくさんの声援が、子どもたちに大きなパワーを与えてくれます。
午前最後のプログラムは、マラソンでした。みんな、毎週行っている「朝マラソン」の成果は出せたでしょうか。
日本人会のレースも同時に行われ、午前の部を締めくくりました。
午後の最初のプログラムは、コロンボ日本人学校が毎年最も力を入れて練習している「集団演技」。
子どもたちの集団演技を、毎年楽しみにしてくださる日本人会の方もたくさんいらっしゃいます。
小学生から中学生までが一緒になって一つの演技を作り上げる、コロンボ日本人学校による集団演技。
今年は新たな試み「ラインダンス」にもチャレンジしました。ご覧ください。
続く組体操も、今年は32名となり、人数が増えた分迫力も増しました。
倒立は、ずいぶん練習を重ねました。低学年の子どもたちも、この運動会週間にものすごく上達しましたね。
おうぎやピラミッドは、笛の音で一瞬で開いたり閉じたり、組み立てたり崩したりする難易度の高い技に挑戦しました。
最後のタワーが完成した瞬間、この日一番の大きな拍手が沸き起こりました。
今までで最高の演技が本番で出せました。
この集団演技の成功は、子どもたちの集団の力を大きく伸ばすと同時に、
より子どもたちの自信につながったはずです。
運動会の結果は、赤組が昨年度に続いて優勝となりました。
しかし、勝敗以上に、子どもたちが運動会で得たことは大きかったと確信しています。
コロンボ日本人学校の子どもたちは、これからも輝きを増し、たくましく成長し続けることでしょう。