コロンボ日本人学校

「光り輝く島」スリランカにある日本人学校

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10日

「友だちの良いところを見つけよう」木津教諭IA

 

9月9日(火)のコロンボタイムは、木津教諭の今年度初めてのIAでした。

 

タイトルは「友だちの良いところを見つけよう」です。今日は、構成的グループエンカウンターを行います。

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まずは、アイスブレーキングです。仲間さがしゲームをしました。各自好きな色を書いて、同じ色の人を探してグループを作ります。「水色」「黄緑」などと声が上がる中、「赤の人がいない」「黒も」という声もあがっていました。みんな、声を掛け合って自分と同じ人を探しています。その後、血液型と誕生月でグループを作り、誕生月ごとに4つのグループに分かれました。木津先生は、「自分から声を出せる人になってほしい」と子どもたちに語りかけていました。

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次に、別れたグループで、フラフープを使ったゲームをしました。まずは、フラフープリレーです。グループで手をつないだままフラフープを1周くぐり抜けます。上手くできる人、なかなかくぐれない人といろいろいますが、みんな楽しそうにやっていました。「大きい人からくぐればいい」などのアイデアも出していました。

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次は、フラフープ上げ下ろしです。グループ全員の人差し指で支えたフラフープを、下から上にあげて、また、下までおろすという単純な作業ですが、これが意外と難しい。全員が気持ちを合わせないとできません。「あげすぎないで」「ゆっくり」などと声をかけながらやっていました。先生は「アドバイスをし合えるといいですね。」と声を掛けていました。

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さて、グループごとにテーブルを囲んで座ったら、「しあわせの手紙」を書き合いました。グループの中の2人を選び、その人のよいところを書きます。さっと、書き始められる子もいれば、なかなか書き始められない子もいます。それでも、それぞれのいいところを見つけて書いていました。書き終わったら、書いた相手に渡します。もらった子どもたちは、嬉しそうに読んでいました。自分のよいところを書いてもらえると誰しも嬉しいものです。一人一人の宝物になるかもしれません。

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最後に、授業の感想を書いて、お互いに読み合いました。友だちが、どのように感じたのか、自分と同じ所や違うところはあるか、など、読みながら、感じているようでした。

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最後に、木津先生は「体を動かすのが得意な人や、文を書くのが得意な人もいます。そのことをわかってほしい。」と話されていました。

グループで活動したり、お互いのよいところを見つけ合ったりと、暖かい雰囲気の中で進められた授業でした。この授業を通して子どもたちは、コミュニケーションの大切さを感じてくれたことでしょう。