臨時休校となり、オンライン授業が始まって1か月が経ちました。
オンライン授業でも子供たちは一生懸命学習に取り組んでいます。
しかし、教員一同、心配していることがあります。
それは…子供たちの「目の健康」についてです。この1か月間、児童はオンライン授業を受けるために
毎日最低でも6時間分(270分)は、パソコンやタブレットの画面を見ています。
1日当たりこの時間ですから、これを一か月に換算すると…とんでもない数値になりますね。
そこで、6月15日の4時間目に「目の健康について考えよう!」という授業を行いました。
まずは、チェックシートを使って自分の生活を見直したり、授業中の姿勢について振り返りました。
そして次に、授業中の姿勢をキープして、タブレットの画面から目までの距離を測定しました。
ものさしや巻き尺を使って、一生懸命測定しているのが下の写真から伝わりますね。
結果を確認すると、どの児童も画面から30㎝以上離れており、近すぎる児童はいませんでした。
しかし、次に間違い探しの活動に取り組んでみると・・・
子供たちの顔が画面に近づいてきて、先ほどよりも大きく映っているのが分かります。
学習に夢中になると、無意識に画面に近づいてしまうことを身をもって体験していました。
また、タブレットを長い時間見続けた後は、20秒くらい外の景色を見るとよいことを確認しました。
そして、疲れた目をほぐす「アイケア体操」に取り組みました。
最後に、全員が振り返りを発表しました。
「これからは、画面に近くなりすぎないように注意したいです。」
「目のことをあまり気にしていなかったけど、これからは目の健康のことを考えていきたいです。」
「今までも目のことは気をつけていたけど、改めて目は大切だと感じました。」
今日の学習のポイントが、しっかりと理解できていました。
オンライン授業は今後もしばらく続く可能性があります。
今日学習したことを生かして、目を大切に生活していきたいですね。