6月29日(木)の7時間目には、今年度2回目のIAの授業がありました。
IAとは「International Activity」の頭文字で、在外教育施設という特色を生かし、さまざまな活動や体験を通して国際社会で活躍できる子どもたちの育成を図ることや、現地理解を深めて、日本人としてのアイデンティティーを高めることを目的としています。
今回の授業は小玉先生が担当でした。
テーマは「食を通して世界とつながろう」でした。
世界には、貧困に苦しむ子どもたちがたくさんいます。まずは、動画で小学生の女の子が学校にも通えず、毎日ごみの山で売れるものを探している様子が紹介されました。
子どもたちは、自分たちと同じくらいの年齢の子が、そのような生活を送っていることにショックを受けているようでした。
その後、様々なデータが紹介され、貧困で苦しんでいる人や命を落とす人がいることを理解し、私たちにできることは何かをグループごとに考えました。
Jamboardを活用し、授業の終末では、私たちが実践できそうな具体的な方法についてグループごとに発表をしました。
豊かな日本で生まれ、育ってきた私たちにとっては、遠い国の話かもしれませんが、ここスリランカにも貧しい生活をしている人々がいます。
一人一人にできることは少ないかもしれませんが、小さな一歩も積み重ねれば大きな歩みになります。
これからもみんなで考えていきましょう。